

第1回

商人道サミット
日本の三大商人に学ぶ『商人道』の実践
100年以上続く会社が、世界のなかで 一番多い国が日本です。
持続可能性が強く求められる今、永く続く経営を実践してきた長寿企業から学べることは多くあります。なかでも、日本で培われた「商人道」という考え方やあり方に注目し、 その現代的意義について探求する機会が「商人道サミット」です。
日本の「商人道」に触れ、一緒に理解を深めてみませんか?
2025
5 / 23
㊎
参加費無料
15:30 ~ 18:50
<15:00 開場>

開催地
滋賀県蒲生郡日野町
日野町は、 近江商人のなかでも 日野商人の発祥地で、戦国武将の蒲生氏郷の生誕地として知られています。全国各地を行商した日野商人は、地域の教育や行政、文化の発展にも貢献し、その足跡が今も地域に残っています。
●共催:一般社団法人100年経営研究機構、日野町
会場
日野町町民会館 わたむきホール虹
ふれあいホール〈滋賀県蒲生郡日野町松尾1661〉
プログラム
15:00 開場
15:30 開会/堀江町長 挨拶/来賓挨拶
15:50 趣旨説明
16:00 基調講演
時代に求められる日本の「商人道」(後藤 俊夫)
16:55 キーノートスピーチ
近江商人の陰徳善事 日野商人の事例(岡井 健司)
伊勢商人の企業経営 三井家の事例(下向井 紀彦)
大阪商人のひとづくり 懐徳堂の事例(湯浅 邦弘)
17:40 パネルディスカッション
日本の三大商人に学ぶ「商人道」の実践(登壇者4名)
18:40 閉会
18:45 集合写真撮影
登壇者

一般社団法人100年経営研究機構 代表理事
日本経済大学大学院 特任教授
後藤 俊夫
ごとう
としお
1942年、東京都生まれ。東京大学経済学部卒。大学卒業後NECに入社し、1974年、ハーバード大学ビジネススクールにてMBA取得。1999年、NECを退社。ファミリービジネスと長寿企業の研究者として活動を開始。2015年、一般社団法人100年経営研究機構を設立。代表理事に就任。

日野町教育委員会生涯学習課 歴史文化財担当課長 近江日野商人ふるさと館 館長
岡井 健司 氏
おかい
けんじ
1970年、滋賀県生まれ。関西大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専攻は日本近世史。日野町教育委員会町史編さん室を経て、現在、日野町教育委員会生涯学習課歴史文化財担当課長・近江日野商人ふるさと館長。

公益財団法人三井文庫 主任研究員
下向井 紀彦 氏
しもむかい
のりひこ
1983年、広島県生まれ。2011年、広島大学大学院文学研究科博士課程後期単 位取得退学。同年、公益財団法人三井文庫入職。2013年、博士号取得(文学)。専門は近世流通経済史。主に三井越後屋の仕入や販売、三都(江戸・京都・大坂)と地方の流通や交通について研究。

立命館大学教授
大阪大学名誉教授
湯浅 邦弘 氏
ゆあさ
くにひろ
1957年、島根県生まれ。大阪大学大学院修了。一般財団法人懐徳堂記念会学術文化専門委員。専門は中国思想史及び懐徳堂研究。『増補改訂版 懐徳堂事典』等、懐徳堂に関わる著書を多数執筆。2025年より立命館大学教授。
第1回 商人道サミットの狙い
第1回のテーマは「日本の三大商人に学ぶ『商人道』の実践」です。まず「商人道とは何か」について基調講演で理解を深め、続いて実際の商人の活動について3名の専門家にキーノートスピーチでご紹介頂きます。そのうえで4名の専門家のパネルディスカッションを通じて、異なる商人群の多岐にわたる商人道の実践とそこに共通する考え方、そしてその現代的な意義について議論を深めて頂きます。「商人道」という横串を通すことで、近江商人、伊勢商人、大阪商人とその活動について一体的に理解し、現代に生かすポイントを探るのが狙いです。
「第1回 商人道サミット」協賛企業の紹介